特許取得のお知らせ「竹プレートに竹の節を活用する技術」

特許番号 :第7082259
特許登録日:令和4年5月31日
発明の名称:竹製食器及び竹製食器の作成方法
特許権者 :仲吉商事株式会社


〈背景〉
3年〜4年で育つ竹はSDGs、サステナビリティの観点でとても有効な素材です。また強度も高く、さまざまな製品への活用が進んでおります。

竹は皆さんもご存じの通り節があります。強度が高い竹は元々加工が難しいのですが、この節の部分だけ強度が他の部分と違うためさらに加工を難しくさせていました。

節の部分だけ繊維の強度が変わったりするため、他の部分と同様に切削しても毛羽立ってしまったり、節の部分だけ凹んでしまったりしていました。

このため完成した竹プレートの節の部分に凹みや傷ができてしまい製品として不完全でした。節の部分を使用できないと節の部分のみ廃棄することになり、原材料価格が上がってしまったりせっかくサステナビリティな素材なのにとても勿体ない状況でした。

〈特許の概要〉
仲吉商事では竹プレートの加工に使用する工具・刃物を独自で設計・製作したり、切削後の独自の研磨工程を開発し、竹の節をプレートに活用できる技術を開発してきました。

これまでプレート等では活用されてこなかった竹の節を活用する技術が認められて特許登録されることになりました。

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