実際どうなの?~ナチュラル食器の使用感~

天然素材の食器って見た目はイイけど、お手入れが面倒だったり、取り扱いに注意が必要なイメージですが、実際のところどうなのでしょう。

素材で比べると 当社調べ

こども用食器として考えた場合、重くて割れやすい陶器はちょっと心配。カラフルで軽くて丈夫なメラミン食器はやっぱりこどもたちの定番、取扱いも簡単ですしね。そこで、アグニーのナチュラル食器はというと、メラミンほどの強度はありませんし、ちょっと色合いも地味ではありますが、陶器と比べたら軽くて丈夫。そしてなにより、ぬくもりのある優しい手ざわりは他の素材には無い大きな特徴です。

アグニー食器の気にしてほしいコト

天然素材なので、やはり少しは気を使う部分もございます。けれどもちょっとした注意点を知っていれば、大丈夫。大事に使ってもらえたら、しっかり長持ちするんですよ。

やっちゃダメなやつ、その1

アグニー食器は長時間陽にあたる所に置いておくと、薄茶色っぽく日焼けしちゃいます。使い終わったら高温多湿を避け、日陰で保管してください。

やっちゃダメなやつ、その2

叩いたり落したり、無理な力を与えないでください。破損や変形、キズの原因になります。

でも、じつは。。。破損することも大事。

スプーンやフォークなど、ちいさなこどもたちはついガジガジ噛んでしまうこともありますよね。天然素材ですから、キズや破損にもつながります。けれども、万が一噛んでしまった場合、ステンレスなどの固い素材だと歯が欠けてしまったり、アゴを痛めてしまうこともありますが、堅すぎず柔らかすぎない天然素材は、そんな心配もありません。必要以上の強いチカラが加わった時には、破損することも必要な要素なのだと思います。

やっちゃダメなやつ、その3

これ、アグニー食器の弱点です。電子レンジやオーブンの使用、たわし・漂白剤の使用、煮沸による消毒はしないでください。破損、変形、変色、塗膜剥離等の原因になります。

なぜならば

アグニーの食器は独自開発の塗装技術で、6層にも及ぶ入念なコーティングを施しています。電子レンジや高温加熱ができない理由はこれ。厚いコーティングによって素材内部に閉じ込められたわずかな空気と水分の存在にあります。

電子レンジで加熱 すると・・・

高温加熱によって素材内部の空気と水分が膨張、それによりコーティング塗膜が外側へと押し出され、食器の表面でぷっくりと浮き上がってしまう事があります。ラップをした食材を電子レンジにかけると、ラップがぷく~っと膨れ上がるのと一緒ですね。

つまり

つまりそれは、アグニー食器がしっかりと全体にコーティングを施され、油や水分の染み込みを防いでいる証拠。使用するコーティング塗料も、もちろん食品衛生基準をクリアした安心の日本製です。

アグニー食器のお手入れ方法 使ったあとは。。。

普通の食器といっしょです。陶器やガラス、メラミン食器と同様に、中性洗剤を使い、柔らかいスポンジで優しく手洗いすることをおススメいたします。洗ったあとはしっかり水気を拭き取り日陰で保管してください。

家庭用食洗機対応

アグニー食器はすべて家庭用食洗機に対応していますが、温水設定70℃以下でのご使用に限ります。漂白剤・研磨剤等が含まれた食洗機用洗剤はご使用できません。もちろん普段お使いの食器と同様に、スポンジを使い中性洗剤で洗えます。乾燥後は日陰で保管してください。

アグニー食器

アグニーの食器は「電子レンジが使えない」「強く落とした場合ビビが入ることもある」など、プラスチック・メラミン製と比べたら一歩譲る部分もあります。けれどもアグニーでは、「天然素材なのに扱いやすい!」を目指して、日々研究開発を続けております。用途やライフスタイルに合わせて、アグニー食器を納得して選んでいただけたら嬉しいです。